どうせ食べるなら、栄養価の高い野菜を選びませんか?
体に良いという野菜や果物の名前を聞く度に、食卓の野菜や果物の種類が変わったりするものです。
体に大切な栄養が豊富に含まれている野菜や果物の順位が、アメリカ疾病予防管理センターの「プリベンティング・クロニック・ディジーズ」ジャーナルに掲載されました。
(画像はイメージです)
重要な17の栄養素を含んだ野菜のトップ5と輝いたのは?
ウィリアム・パターソン大学の研究者は、17の栄養素(食物繊維、カリウム、タンパク質、カルシウム、葉酸、ビタミンB12、ビタミンA 、ビタミンD 等)が含まれている量に基づいて、野菜や果物の順位を決定しました。
重要な栄養素を含む野菜の1位に輝いたのはクレソンで、続いて白菜、ふだんそう、ビーツの葉、ほうれん草、チコリーの順でした。果物では、唐辛子、パンプキン、トマト、レモンなどが入っています。
今回このリストから外された果物の中には、ブルーベリーやクランベリーなど合計6種類があります。これらの果物には、健康に良い影響を与えるとされるフィトケミカル(植物にある天然の化学物質)が含まれていますが、身体機能維持に直接必要な栄養素が少ないためです。
栄養の詰まった野菜や果物のリストをうまく使うには?
リストの中に含まれていない野菜や果物でも、食べなくてもいいということではありません。リストにある野菜や果物は栄養素が他のものに比べて多いので、バランスのとれた食事をする参考にしてほしいと研究者は述べています。

ワシントンポスト
http://www.washingtonpost.com/newsアメリカ疾病予防管理センター(CDC)
http://www.cdc.gov/pcdライブ・サイエンス
http://www.livescience.com