健康な職員にはクーポン贈呈
仏食事券発行会社であるEdenredは、今夏より米国にて健康クーポンサービスを開始することを発表した。
Edenredが新たに開発したサービスの名は、「NutriSavings」。企業が職員の健康状態を評価するためのツールである。
「NutriSavings」では、購入した食品の栄養価が「食品ポイント」に自動的に置き換えられる。ポイントは日々加算され、健康的な食生活をおくっている人ほど点数が高くなるため、企業は職員の食生活を容易に把握することができる。
また、ポイントを多く獲得した優秀者には、スーパーなどで使える食品クーポンがプレゼントされる。健康な職員ほど食費がうくというシステムだ。
企業にも職員にも魅力的
Edenredのマーケティング・ディレクター、ジル・ココリ氏によると、
米国企業は社会保険料を負担しているため、健康問題に莫大な予算をさいている(Le Figaroより)
と述べ、職員の健康志向を向上させることで会社の支払う保険料が減り、利益があがると説明した。
また職員にとっても、健康的な食事さえ心がければ食費の一部がクーポンとしてかえってくるため、魅力的なシステムだ。
米国では現在、オバマ大統領夫人を筆頭に、食生活の改善運動が実施されている。すでに多くの企業が「NutriSavings」に興味を示しているという。

Edenred 公式サイト
http://www.edenred.fr/Pages/default.aspx健康的な食生活の職員をEdenredが表彰 Le Figaro
http://bourse.lefigaro.fr/indices-actions/actu-conseils/