製糖会社が本腰 消化吸収の質あげた新しい糖分
精製糖をはじめとする甘味素材や食品素材の開発・販売に力を入れている三井製糖株式会社(代表取締役:飯田 雅明)は、医療分野やスポーツ分野への浸透も視野に入れた「天然の機能性糖質“パラチノース(R)”」の開発プロジェクトを本格化させると発表した。
(低カロリーでも0カロリーでもない“スローカロリー” 画像はHPより)
「スローカロリープロジェクト」と名付けられたこの計画は、健康的な食事の前提として“食べ物がゆっくり消化吸収されること”を理想とした考えのもとに、消化の質の良い糖質として『パラチノース(R)』に着目した研究を行ってきたもので、「スローカロリー」の名前はエネルギー量のみを問題とするのではなく、体内への取り入れ様や使われ様といった「質」を大事にしようという思いからの造語だ。
様々な方面へ浸透中 今後の研究進展に期待
「太る」というイメージが先行しがちな砂糖だが、元来日本の食文化を彩ってきた重要食材の1つであることもまた確かであり、三井製糖の提唱するように、「砂糖という食材・食文化を認めた上でのバランスを考慮した健康的食生活」に寄与できる「体にやさしい」糖質として『パラチノース(R)』は期待がもたれている。
濃厚流動食などを研究する医療食分野からも高い評価を得ているという『パラチノース(R)』は、現在でも良質なエネルギー源として多くの食料品に採用されており、消化吸収がいいことでインスリンの消費が少なくなることから持久力が必要なスポーツ選手や理想の体作りを目指す人々の間にも浸透が進んでいるといわれる。
『スローカロリーについて』(日本生活習慣病予防協会理事長 池田義雄 先生)
医療に従事するスタッフの間では、スローカロリーの概念や効能は認知されてきたと思います。一般の方においても、糖質摂取による満足感や機能性を得ながら健康づくりを心掛けたい方にとっては、スローカロリーはお勧めできる概念です。
(プレスリリースより)

三井製糖 プレスリリース(ValuePress!)
http://www.value-press.com/pressrelease/129124糖尿病ネットワーク
http://www.dm-net.co.jp/slowcalorie/スローカロリープロジェクト
http://www.slowcalorie.com/