むかしむかしの主婦の料理を再現&実食!
大正~昭和を生きた主婦たちは、明治時代に日本に新しく入ってきた西洋料理の文化を自分たち流にアレンジしながら食卓に並べてきました。
現代から見れば一風風変わりで斬新なそのアレンジは“和洋折衷料理”として、現代と同じようにレシピが雑誌に掲載されるなど、台所に立つ主婦たちの間でシェアされてきたのです。
山本直味さんのブログ「温故知新で食べてみた」には、そんな数々のレシピを記載通りに料理・再現し、食べた感想が紹介されています。
主婦の友社は、ブログの中から雑誌『主婦之友』を利用して作られた料理だけを抜粋、再編し『温故知新で食べてみた』山本直味著を11月14日発行することになりました。
(画像はプレスリリースより)
驚きのレシピと時代を知るコラム
本書は「衝撃レシピ」「節約レシピ」「原型レシピ」の3本立てで編成されています。
見た目にインパクトのありすぎるバナナの“クリスマスサラダ”や、なぜか干物の中にマッシュポテトを詰めて焼いた“干物のポテト詰め”パスタの代わりにうどんを使用したナポリタン“うどんのトマト煮”など、現在発売中のレシピ本ではお目にかかれない内容が目白押しです。
また、土間で料理をしていた時代からキッチンへの移行期でもあった昭和の、変わりゆく台所事情など、和洋折衷料理が生まれた時代背景や生活様式を知ることができる興味深いコラムなども掲載されています。
普段何気なく使っている食材が予想外の調理法で使用されているなど、料理に対する目線がガラッと変わりそうです。
固定観念を打ち破り、自由な発想で料理を楽しむことを提案してくれる1冊です。
本体1400円(税別) A5判 128ページ

株式会社主婦の友社プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269