食育とは
ライフネット生命保険株式会社は2013年9月20日~9月24日の4日間、20~59歳の男女1000名を対象にした「オトナの食育に関する調査」をインターネットリサーチで行いました。
2005年6月に「食育基本法」が成立しましたが、学校などで学ぶ機会がある子どもよりも、大人の方が理解できていない人が多い現状にあります。
(グラフはニュースリリースより)
食育は学校?家庭?
「食育」という言葉から想像することは、「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「食材の栄養素を学ぶこと」(60.5%)などの意見が多く見られ、イメージとしては食育が浸透していることが分かります。
しかし、成人男性の3人に1人は食育を受けた経験が無いと答えており、とくに家庭で食育を受けたことがない方が多いようです。
そのため、男性は食材選びについてのポイントで、価格や見た目を重視する意見が多く、栄養バランスを気にしない人が3割以上いることが分かりました。
「コショク」の実態
食育を受けるシーンとして重要なのが家庭で食卓を囲む時間です。しかし、「固食」「孤食」「個食」の3つの「コショク」が現在問題になっています。
「固食」は自分が好きなものしか食べずに、決まったものばかり摂取していること。とくに高校生以下の子どもに半数近く見られ、子どもを持つ母親にも「固食」の癖がある人がいる結果となりました。
さらに、食卓を親子で囲む機会が減っている現状も明らかになりました。親が不在で、子どもだけで食事をする「孤食」については、特に朝食が孤食になる小学生の子どもが6割もいることが分かりました。
その他、旬の食材を知っているかなどが調査されましたが、今まさに時期の食材や食べ方を知らない大人が多く、大人には調理したり人に提供するための食育が必要だと今回の調査で明らかになりました。
アンケート結果の数値は「ライフネット生命調べ」です。

ライフネット生命保険:ニュースリリース
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2013/5100.html