プルーンで2型糖尿病リスク軽減
食事やライフスタイルの欧米化により、日本の糖尿病患者は増加傾向にあり、現在の患者数は約890万人。糖尿病の恐れがある人も含めると2210万人にも上ります。
カリフォルニアプルーン協会では、11月14日の「世界糖尿病デー」にあわせ、『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』誌に発表された2型糖尿病の抑制に関する研究を紹介しました。
この研究によれば、フルーツジュースの代わりに加工されていない果実を食べるようにすると、2型糖尿病の発症リスクを抑えられるということです。
週3回健康のために飲んでいたフルーツジュースをプルーンに置き換えると、18%ものリスク低減になるという結果がでています。
(画像はプレスリリースより)
手軽に飲めるフルーツジュースの落とし穴
カリフォルニアプルーン協会の栄養士ジェネット・ヒッグスさんによると、健康な食生活のためフルーツを摂取したいと考える人々が多いものの、いつもフルーツを用意することもできず、フルーツジュースで代替してしまうとのこと。
しかしフルーツジュースには糖分が多く含まれている上、食物繊維が取り除かれており、摂取のメリットよりもデメリットが目立ちます。
一方カリフォルニアプルーンは加糖がされておらず、GI値も低く、水溶性と不溶性の食物繊維が半分ずつ豊富に含まれています。
皮を剥く手間もないですし、パッケージをカバンに入れて持ち運びできるので、職場や外出先にも持って行きやすく、果物を手軽に摂取したい時には、フルーツジュースよりもプルーンを選ぶ方が賢明なようです。

カリフォルニア プルーン協会プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011