主婦1,000名にアンケート
食事時は家族の団らんの時間。一家の主、子供たちと共にあたたかい食卓を囲んで。多くの主婦が思い描く理想的な家族の食卓ですが、現実はそうばかりもいかないようで・・・。
パルシステム生活協同組合連合会が11月1日~11月5日の5日間、20歳~59歳の主婦1,000名に「家族の食卓に関する調査」のアンケートを採りました。
(画像はプレスリリースより)
理想と現実にギャップ
食卓の理想を問う、“家族で食卓を囲むことは子供の教育に欠かせないと思う”という設問には91%、“家族で食卓を囲めることは幸せなことだと思う”には95%、“家族で食卓を囲むことで家族が抱えている問題を発見できると思う”が73%と、多くの主婦が家族で食卓を囲みたいと理想を持っているようです。
ところが、毎日必ず家族で食卓を囲む家庭は朝食では25%、夕食では36%と低い数字で、ギャップのある結果となりました。理由は夫の仕事の都合が8割を占め、自分の仕事の都合、子供の習い事の都合なども挙がりました。
何を食べて何を話しているの?
それでは、理想的に食卓を囲めた日はどのような食事をしているのでしょうか。
家族に最も喜ばれる手料理メニューの質問では、「カレーライス」「ハンバーグ」「鶏のからあげ」が順に人気ということが分かりました。ファミリーレストランで注文できるような、定番のメニューが人気になりやすいようです。
食卓での話題は「芸能ネタ、テレビ番組」が58.8%、「事件、事故のこと」41.8%など世間で注目されていることを共有する傾向があるようです。次いで「家族での外出」40.3%と、週末の予定を話し合っている様子がうかがえます。
家族が団らんする食卓は体だけではなく心の健康にも良さそうです。仕事や塾などに忙しい毎日の中でも家族が団らんするひとときが見つけられるといいですね。

パルシステム生活協同組合連合会プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/40951