脳を変質させる飲み物
炭酸飲料や甘いジュースの過剰摂取が、健康に害を及ぼす可能性があることは知られている。しかし、これらの飲み物が、脳のたんぱく質にも変化をもたらすことが新たに明らかとなった。
シドニーにあるマッコーリー大学の研究チームが発表した。
(画像はイメージです)
同研究チームは、マウスに糖分を多く含む飲み物を長期的に与えた。その後、マウスの脳を調べたところ、脳のたんぱく質約300種類に変質が確認された。
なお、マウスの脳の変質は、アルツハイマー病やがん患者のものと似ていたという。
長期的に糖分の多い飲み物を取り続けると、脳までダメージを受けてしまうのだ。
のどが渇いたら、まず水を
炭酸飲料は、糖尿病や肥満の原因となり得ることが知られている。また、骨や筋肉の劣化を招き、がんのリスクを高めることも、これまでの研究によりわかっている。
研究を行ったマッコーリー大学のジェーン・フランクリン氏は、
炭酸飲料は、脳内化学物質に変化をもたらす。のどが渇いたら、まず水を飲んでほしい(7 sur 7より)
と述べ、長期的もしくは過剰な摂取を控えるよう訴えた。

マッコーリー大学
http://mq.edu.au/炭酸飲料の新たな不安材料 7 sur 7
http://www.7sur7.be/7s7/fr/1518/Sante/article