牛乳は体にいい?悪い?
カルシウムの補給、そして、万能の栄養がある、と言う理由から戦後、GHQにより給食に組み込まれた牛乳。
(画像はイメージです)
体にいいから、背が伸びるから、カルシウムが必要だから、と言って毎日飲むようにしてる方も多いのではないでしょうか。
しかし、近年、いろいろな理由から牛乳は人間の体には合わないという説を強く主張する研究者たちが現れて、牛乳を飲まないようにしている人たちも増えてきています。
真っ向から反対する意見のため、様々な議論が交わされ、研究されています。
牛乳と血圧の関係
2013年3月に、「Journal of The Academy of Nutrition and Dietetics」に掲載された、フランスの研究によりますと、牛乳の摂取が青少年の高血圧に有効だったとのことです。
当研究は610人の子供たちを調べており、一日に2杯以上の牛乳を飲む、肥満の親を持つ子たちに牛乳が有効だったそうです。
牛乳そのものが良かったのか、カルシウムが良かったのか、また、別の乳製品でも同じかどうかはまだわからないそうで、さらなる研究が望まれるところです。
結論として
アジア人の9割に、程度の違いはあるにせよ、乳糖不耐症がある、という研究もあるため、アジア人については違う可能性もないとは言い切れませんし、今後とも牛乳の研究からは目が離せません。
編集部 C-NZ

Journal of The Academy of Nutrition and Dietetics
http://www.andjrnl.org/