健康オタクのフランス人
フランス人は、健康に関する情報を欲しているようだ。
フランス世論研究所(以下IFOP)が今月2日に発表したところによると、フランス人の82%が、健康に関する知識を深めたり、生活を改めたりするための情報を自ら集めていることがわかった。
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情報源として最も活用されているのはテレビで、42%が利用していると答えている。また、健康情報サイトも重要な位置を占めており、36%がインターネットを介して情報を集めていると答えている。
さらに、収集した情報が有益なもので、実際に役に立ったと回答した人は82%にものぼる。
多くの人が、健康というテーマに興味を持ち、現状改善もしくは問題解決のために行動を起こしていることが明らかとなった。
受け身ではないフランス人
一方で、フランス人は「受け身」に徹しているわけではない。69%の人が、収集した情報が不透明、もしくは矛盾していると感じている。
また、約半数が、自分で得た情報よりも医師の診断を信頼すると回答している。診察中に最近得た情報の信憑性を確かめたり、確信を得るためにわざわざ診察の予約をしたりする人もいるという。
特に年配の人は、医師との絆が強く、このような傾向がみられる(Le Nouvel Observateurより)
と、IFOPの調査責任者であるダミアン・フィリポ氏は説明している。

フランス世論研究所
http://www.ifop.com/フランス人の3人に1人がインターネットで健康情報を検索 Le Nouvel Observateur
http://pourquoi-docteur.nouvelobs.com/1