1歳が分かれ目
フランス子ども食品組合(以下SFAE)の2013年度レポートにより、フランスに住む幼児の多くが、年齢にあった食生活をおくれていないことが明らかとなった。
同組合は、子どもの約3分の1が画面の前で食事をとっているという調査結果を発表したばかり。子どもの食生活が問題となっている。
(画像はイメージです)
SFAEは、生後15日から3歳までの子どもを持つ家庭を2度訪問し、子どもの食事内容に関する調査を実施した。
1歳までは、多くの親が適切な食事を与えていることがわかった。しかし、1歳を過ぎたあたりから、大人と同様の食事をとる子どもが非常に多いという。
SFAEは、
3歳以下の子どもは、成長に必要な栄養素を補う必要がある。幼少期の食生活は、大人になってからの健康状態も左右する(LE FIGAROより)
と、説明している。
大人のミニチュア?
調査によると、1歳児の64%が大人とともに食事をとり、60%が同じものを食べているという。結果、3人に1人が週に1回以上フライドポテトを食べていることがわかった。
SFAEは、たんぱく質、塩分、そして糖分をとりすぎている子どもが多いと指摘する。たまご、魚、そして肉の1日の摂取量は、1歳児については10g、2歳児は20g、3歳児は30gが目安となっている。
同組合は、
子どもは大人のミニチュア版ではない(LE FIGAROより)
と述べ、子どもの食生活を管理するよう訴えている。

フランス子ども食品組合
http://www.syndicatdesalimentsdelenfance.com/気をつけて 子どもは大人のミニチュアではない LE FIGARO
http://sante.lefigaro.fr/actualite/2013/11/26