オメガ3脂肪酸
青魚やナッツ、植物油などに含まれる、不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸が大変体にいいことはご存じですか?
(画像はイメージです)
オメガ3脂肪酸はコレステロールや中性脂肪、高血圧、心筋梗塞などを防ぐと言われています。
海産物に頼らないオメガ3脂肪酸源
近年海の汚染が進み、たくさんの魚を食べることで重金属やその他の汚染物質を取り込む可能性があることが指摘されており、魚に変わるオメガ3摂取が研究されています。
ステアリドン酸大豆油の効用
2013年4月に「Journal of The Academy of Nutrition and Dietetics」に掲載されたアメリカの研究によりますと、オメガ3脂肪酸であるステアリドン酸を含んだ大豆油は、ほかの食事から摂取するオメガ3脂肪酸よりも体に取り込まれる効率が良いことのことです。
筆者らは、一日1.6グラムのステアリドン酸大豆油の摂取が、有効だったとし、海産物に取って代わるオメガ3源だと結論づけています。
結論として
この研究はモンサント社による研究であるため、大豆油は遺伝子組み換えのものを用いています。遺伝子組み換えの大豆の安全性は日本でも検査され、確認されている、と言うことですが、長期の影響など、不安に思う人も少なくないのではないでしょうか。
別の研究機関からの同じ分野の研究が待たれるところです。
編集部 C-NZ

Journal of The Academy of Nutrition and Dietetics
http://www.andjrnl.org/