オメガ3インデックスとは?
オメガ3が体にいいと言うことは近年ではかなり有名になりましたが、オメガ3インデックス、という言葉はご存じですか?
(画像はイメージです)
オメガ3は脂肪酸の一種ですが、多すぎても少なすぎても良くなく、ほかの脂肪酸とのバランスが大事だと言われています。
オメガ3インデックスとは、オメガ3脂肪酸(EPAとDHA)が、全体の脂肪酸の摂取量のうち、どのくらいの割合になるか、を示しています。
現代人の食事は、オメガ3インデックスがとても低く、それが健康に悪影響していると言われていますので、出来るだけこれが高い食べ物を摂取できる様に研究が進んでいます。
魚類や魚油とオメガ3インデックスとの関係
2012年に「Nutrition & Dietetics」に発表されたオーストラリアの研究によりますと、心臓疾患がある人が12週間の間、1日に1グラムのオメガ3を、鮭や魚油から摂取したところ、オメガ3インデックスが6%から7~8%に上がったと言うことです。
それ以外にも、サーモンを食べた人たちのみですが、血圧が減少し、メタボリックシンドロームを示すウエストとヒップの割合がいい方向に変化したとのことです。
結論として
予測されていたように、魚類は健康の維持に役に立つといえそうです。油のバランスを考えて毎日の食事が楽しめると病気の予防になるかもしれませんね。
編集部 C-NZ

Nutrition & Dietetics
http://onlinelibrary.wiley.com/