今年一番人気のダイエット「糖質制限ダイエット」
生活者の意識、実態を調査するトレンド総研が2013年に行った調査で、“最もよく知られている”ダイエット法として、「糖質制限ダイエット」が全体の31%を占め1位になりました。
身体のエネルギー源として、欠かせない栄養素「糖質」ですが、量や種類に気をつけないと、血糖値を急上昇させ、太る原因となるホルモンの“インスリン”を過剰に分泌してしまいます。
「糖質制限ダイエット」では通常通り食事をし、必要な栄養素は摂取しながらも、脂肪に変わる余分な糖質は摂りすぎない用にします。
(画像はプレスリリースより)
「糖質制限ダイエット」の取り入れ方
このダイエットでは、インスリンを分泌させないことに着目しています。
まず炭水化物、糖質が多く含まれる、ごはんや小麦、芋などの主食の量を減らします。
食事はメインからではなく野菜のおかずから食べ、血糖値が一気にあがらないように注意します。
また、食事のバランスにも気を配り、炭水化物:タンパク質:野菜が1:2:3の割合になるよう心がけます。
あとは糖質が多い食材を摂りすぎないよう気をつければ、しっかり食事をしても大丈夫ですし、カロリー制限をする必要もありません。
医師の語るポイント
「糖質制限ダイエット」について、内科認定医の関 由佳さんが楽しく継続するためのポイントを2つ挙げています。
1つめは、甘い物を食べたときの血糖値の急上昇、急下降を防ぐため、お菓子は牛乳や無調整豆乳などタンパク質と一緒に食べ、食べ過ぎを防止すること。
2つめは、飲酒するときはビタミン、亜鉛・鉄などのミネラル、アミノ酸といった、アルコールを分解する栄養素を補うこと。
食事やお酒をただただ我慢して制限するとダイエットが辛くなってしまいますので、食材選びに気を配り、選択肢を多く持つことが成功の秘訣です。
「糖質制限ダイエット」なら、食べ方に工夫するだけで大きく食事内容を変える必要がありませんので、年末年始のパーティーシーズンも、“付き合いの悪いやつ”にならず済みそうです。

トレンド総研プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/119467