子供の食習慣
子供たちは食習慣を家族やその環境から学ぶため、特に両親は子供の食生活のキーパーソンであると言われています。
(画像はイメージです)
中でも小学校入学以前の子供たちにとっては親の影響は一番大きいと言われています。
何を、どうやって食べさせるか、ということは子供たちの体重に影響があるとされており、例えば、親があまりに食べ物に禁止事項を設けると、食べ過ぎにつながる、というデータも出ています。
そして食べ過ぎは2年後には体重に表れてくると言います。
親の食事管理と子供の好き嫌いの関係
2012年に「Nutrition & Dietetics」に発表されたオーストラリアの研究では2才から5才の子を持つ90人の母親の行動とその子供の行動を調べたそうです。
その結果、親が食事管理に権威的であったり、食べることを強要したり、禁止事項が多かった場合、子供の食わず嫌いや好き嫌いが明らかに増えましたが、子供の体重とは関係がなかったとのことです。
結論として
子供の健康のため、良かれとして、体に悪い食べ物を禁止したりしますが、あまり厳しすぎるのも考え物だ、ということでしょう。
これは食生活だけではなく、子育て全般においても言える話かもしれませんね。
編集部 C-NZ
Nutrition & Dietetics
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