写真部門、川柳部門、絵手紙部門で作品を募集中
農林水産省では、2013年12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、「あなたが伝えたい『和食』の魅力コンテスト」を開催。2013年12月27日から2014年2月7日までの期間中、写真、川柳、絵手紙の3部門で作品を募集している。
(画像はコンテストサイトより)
テーマは「食が結ぶ家族団らんや地域の絆」「年中行事と料理の密接な関わり」「四季折々の豊かな食材への感謝」など、未来に伝えたいと思う「和食」の魅力。
部門ごとに最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞を決定し、受賞者には賞状と副賞を贈呈。結果発表は2014年2月中旬頃で、受賞者に直接通知し、3月中旬に東京都内で表彰式を行う。写真部門と川柳部門は、サイト内の応募フォームか郵送で応募。絵手紙部門は所定の応募用紙をダウンロードし、作品に添付して郵送で応募する。
文化としての「和食」への理解を深めるガイドブック
応募の際は、農林水産省が制作した「和食ガイドブック」を読むことが推奨されている。「和食ガイドブック」では、「和食」を日本の伝統的食文化と位置づけ、食材、料理、栄養、食事の場や食べ方などの面から解説、「和食」が文化である理由を明確にしている。
「和食ガイドブック」内の、「和食」の栄養面について解説したページには次のような記述がある。
動物性脂質が少ない伝統的な和食は、主食、主菜、副菜がそろい、生活に必要なエネルギーと、健康的な生活を送るために理想的な栄養バランスを確保している。主食と副食を交互に、口の中で調和させながら食べるのは和食独特の食べ方である。うま味を大切にすることで塩分やカロリーのコントロールができる。
(農林水産省「和食ガイドブック」より引用)
「和食」の食べ方が健康的で、栄養面でも優れていると理解できる資料となっている。

農林水産省 プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo02/131227.html