炭水化物と健康
近年炭水化物の摂取と健康の関係が注目を集めています。グリセミックインデックス、GI値というものを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
(画像はイメージです)
GI値は精製の度合いが少ないほど低いと言われていて、GI値が高いと肥満やメタボリックシンドローム、糖尿、心疾患のリスクを高めると言われています。
アジア人は米が主食で炭水化物の摂取の量が欧米人に比べて多く、メタボリックシンドロームが多いと言われています。
炭水化物の摂取とメタボリックシンドローム
2013年に「Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics」に掲載された韓国の研究では、健康な大人を対象に、炭水化物の摂取と血液検査の結果の関係を調べたそうです。
その結果、中性脂肪の値やコレステロール値、また、血糖値が炭水化物の摂取量と関与していたそうです。
その度合いは男性と女性で違ったそうで、男性の中では炭水化物の割合が多いほどメタボリックシンドロームを判定する検査値が高く、女性では炭水化物の中でも特に白米や精製された穀物が検査値と強く関係していたそうです。
結論として
白米がやはり美味しくてたくさん食べてしまいますが、5分搗き米や玄米などを取り入れることは、メタボリックシンドロームの予防には有効なようです。
編集部 C-NZ

Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics
http://www.andjrnl.org/