緑茶
緑茶に含まれるカテキンは、日本で発見された物質ですが、ポリフェノールの一種で、様々な効果があると言われています。
(画像はイメージです)
それらの効果のうちの一つに、抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、老化や色々な病気の原因になる活性酸素を防ぐ作用です。
そしてこういった効果により癌を予防する効果があるのではないか、として、様々な研究がなされています。
緑茶の摂取と乳がんの関係
そのため2013年に「Food Science」に発表された中国の研究では、現在までに発表された緑茶の摂取と乳がんのリスクの関係を調べたそうです。
15年間に世界中で発表された1万2000人以上の乳がん患者を含む研究結果によると、緑茶を一番摂取したグループと一番摂取していないグループでは乳がんのリスクが約18%も違ったそうです。
けれども、すでに乳がんになってしまったグループでは緑茶の摂取による関係は特に見られなかったそうです。
結論として
そのため筆者らは、緑茶の摂取は乳がんのリスクを減らす可能性がある、と結論づけています。
編集部 C-NZ

Meta Analysis of Effect of Green Tea Consumption on Breast Cancer Risk
http://en.cnki.com.cn/