市民権を得たノンアルコールビール
以前は種類も少なく、美味しくないなどネガティブなイメージもあったノンアルコールビールですが、飲酒運転に関する意識の向上などから飲用者が増え、昨今ではすっかりお酒コーナーの定番となっているようです。
マイボイスコム株式会社がそんなノンアルコールビールについてのインターネット調査を行いました。調査期間は2014年1月1日~5日で、10,384件の回答を集めました。
(画像はプレスリリースより)
どんなときにどれぐらい飲んでいる?
調査によると、ノンアルコールビールを「月に1回未満飲む」人は16.5%、それ以上の頻度で飲んでいる人は約15%で、約3割の人が飲用していると回答していました。飲用者は男性や高年代層に多いようです。
ノンアルコールビールの飲用機会としては、意外にも「車を運転するとき」を2位におさえて「夕食時」が38.7%で1位でした。お酒の飲めない人が飲み会に参加するときなど、運転に関係していないシーンでもノンアルコールビールを飲みたくなるタイミングがあるようです。その他には「お風呂上がり」といった回答も「車を運転するとき」と同じく2位でした。
どのように選んでいる?
最近ではお店に並ぶノンアルコールビールの種類も増え、選ぶのに迷いますが、飲用者はどのように選んでいるのでしょうか。選定時に重視する点を問う設問(複数回答可)では、「味」、「ビールに近いこと」、「価格」、「のどごし」がそれぞれ3~4割で上位となりました。美味しさを追求しつつも価格は安い方がいいという消費者の気持ちの表れのようです。
本当は飲みたい休肝日や、女性では妊娠中、授乳期など、「飲みたいけれどガマン!」のシチュエーションから、単純に美味しさを求めて飲むシチュエーションまで、ノンアルコールビールはこれからもポピュラーであり続けそうです。

マイボイスコム株式会社プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080