「マイタケ」が花粉症に効く
ホクト株式会社のきのこ研究室と富山大学医学薬学研究部応用薬理学研究室 安東 嗣修(つぐのぶ)准教授との共同研究により、「マイタケ」が花粉症の症状を改善させる効果があることがわかりました。この研究結果は、3月28日に日本薬学会第142年会で発表されます。
(画像はプレスリリースより)
マイタケと抗アレルギー作用
マイタケの細胞レベルでの抗アレルギー作用は、これまでの研究で明らかにされています。今回の報告では、動物レベルでのマイタケの抗アレルギー作用を明らかにするため花粉症モデルマウスを作製し、マイタケの摂取による効果を検証しました。
体重に応じてマイタケの粉末をあたえたマウスは、結膜の炎症状態が抑制されました。この動物実験の結果により、マイタケには、花粉症のアレルギー作用を抑制する働きがあると期待されます。
マイタケの効能
マイタケは1970年以降、人工的に栽培されていますが、かつては「幻のきのこ」と呼ばれ大変貴重なきのこでした。成人病を予防し、骨を丈夫にし、健康な髪や肌を保つ働きがあることで知られています。まいたけを食べることで免疫力が高まり、風邪の予防にも役立ちます。

ホクト株式会社プレスリリース
http://www.hokto-kinoko.co.jp/index.php