広島工業大学による研究
日本では1980年代頃に飲まれはじめたルイボスティー。すっきりとした飲み口や、ノンカフェイン、ノンカロリーということもあり、妊娠中、授乳期の女性、子どもでも安心して飲用でき、誰でもおいしく飲めるお茶としてこれまで愛され続けています。
そんなルイボスティーに、さらにうれしい効果が見られたことが広島工業大学 生命学部 食品生命科学科 村上香准教授らが2013年に行った研究から明らかになり、ルイボス・マーケティング・リミテッドが結果を発表しました。
(画像はプレスリリースより)
ルイボスティーがもつ「抗酸化作用」
通常呼吸をし体内に取り込んだ酸素で生命を維持するなかで、2%が活性酸素と呼ばれる、身体を細菌やウイルスから守る働きに変わります。
ところが、この活性酸素がストレスや喫煙、紫外線などで過剰に発生した場合、身体の酸化状態のバランスが悪くなり、細胞が傷つきます。これにより老化が進み、ガン、糖尿病、心筋梗塞など恐ろしい病気の引き金にもなってしまうのです。
ルイボスティーにはこの発生しすぎた活性酸素を抑制する、強い「抗酸化力」をもつ「アスパラチン」と呼ばれるフラボノイドが含まれています。
人体には有効か
広島工業大学では、ルイボスティーの「抗酸化作用」が人体にも有効に働くのかを検証する研究を行いました。
この検証では、定期的な運動習慣の無い男性8名に、昼食後2時間経ってから水またはルイボスティーを飲用させ、その1時間後にシャトルランを行い、運動前後での抗酸化活性値を比較しました。
その結果、水を飲用した場合は運動後に減少が見られ、ルイボスティーを飲用した場合には著しい低下は見られず、ルイボスティーの「抗酸化作用」が人体にも有効であることが明らかになりました。

ルイボス・マーケティング・リミテッドプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/42091