ブラジルナッツ
ブラジルナッツはその名のとおりブラジルやペルーなどで取れる、実の大きなナッツです。マカダミアナッツや胡桃に似た味で、ミネラルやビタミンB、食物繊維を多く含んでいるといわれています。
(画像はイメージです)
またブラジルナッツは不飽和脂肪酸を多く含んでいるといわれており、とても健康的なナッツであるとして注目を浴びています。
ブラジルナッツと炎症の関係
そこで2014年に「Nutrition」に発表されたブラジルの研究では、ブラジルナッツが炎症に及ぼす影響を調べたそうです。
10人の健康な大人に、0から50グラムまでの4つの違う量のブラジルナッツを4回に分けて摂取してもらい、血液検査を1時間後から48時間後まで6回に分けて行ったとのことです。
その結果、ナッツの消費は肝臓や腎臓機能などの生化学的な検査には影響せず、肝臓や腎臓への毒性はないことが示されました。
また、20gまたは50gのナッツ摂取は、主な血清中の免疫系の明らかに下げる結果になったそうです。
結論として
筆者らは今回の結果から、一度のブラジルナッツの摂取が長い期間炎症の値を下げてくれる結果になったとし、更なる研究が期待されると結論付けています。
編集部 C-NZ

Brazilian nut consumption by healthy volunteers improves inflammatory parameters
http://www.sciencedirect.com/