酒粕成分に、非アルコール性の脂肪肝炎を防ぐ効果が
月桂冠総合研究所が、酒粕成分が、非アルコール性の脂肪肝炎(以下、NASH=nonalcoholic steatohepatitis)の予防に効果があることを確認。
きたる2014年3月28日に開催される「日本農芸化学会大会 2014年度」で“酒粕摂取によるマウスのNASH予防効果”について発表すると公表しました。
肝硬変や肝臓がんに至る危険な脂肪肝炎NASH
NASHとは、主に、肥満やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病により、肝臓内に中性脂肪が蓄積する脂肪肝炎で、進行すると肝硬変や肝臓がんに至る危険な病気です。
このNASHの予防対策として、月桂冠総合研究所は、京都府立医大・内藤裕二准教授監修によるマウスを使った実験結果、で酒粕がNASHの原因となる肝臓内での脂肪の沈着や細胞誇大化などを抑える効果があることがわかりました。
また、これまでの研究でも、酒粕がマウスの血中の総コレステロールや血清LDLコレステロールなどを低減し、脂質代謝の改善に効果があることがわかっています。
編集部 つつみ さえこ

「酒粕成分が非アルコール性脂肪肝炎を予防」月桂冠総合研究所
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201403_01.html「月桂冠ホームページ」月桂冠株式会社
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