大塚製薬から40代以上の女性をサポートする「エクエル」発売
2014年4月2日、大塚製薬株式会社から、エクオール含有大豆胚芽乳酸菌発酵物加工食品「EQUELLE(エクエル)」が発売され、全国の調剤薬局、病院やクリニック内の売店および通信販売にて販売予定だ。
(画像は公式サイトより)
112粒(1日4粒目安・28日分)で、販売価格は4320円 (税込)。現在、大塚製薬の通販サイト「オオツカ・プラスワン」にて、予約注文を受け付けている。
女性ホルモンの減少によって心身に起こる様々な変化
「エクエル」は、主に40代以上の女性の健康をサポートするために開発された製品だ。40代以降の女性は、急激な女性ホルモンの減少により、心や身体の様々な変化によってゆらぎがちになる。
この「ゆらぎ期」のケアは、老年期の生活にも大きな影響を与え、健康寿命を延ばすために重要となる。しかしいつ、何をすればよいかなどの情報が得難く、一人で悩みを抱えているケースもある。
日本人の半数はエクオールを産生できない
「エクエル」に含まれる「エクオール」は、大豆イソフラボンの一つであるダイゼインのみから、腸内で産生される代謝物。エクオールは女性ホルモンと似た働きをするため、大豆や大豆イソフラボンの摂取は女性の健康維持増進に貢献することが期待されてきた。
しかし、エクオールを産生できる人の割合は、日本や中国など大豆をよく食べる国では約50%、欧米人は約30%にとどまる。そのため、大豆を食べても、その恩恵を受けられない人も多い。
また、産生できる人も健康状態やストレスにより腸内細菌は毎日変化するため、エクオールの産生量は変化し、急に作れなくなることもあるという。女性の健康維持増進のためには、エクオール非産生者はもちろんのこと、産生者も、毎日エクオールを摂取することが大切であると考えられる。
「ゆらぎ期」の女性の美容と健康をマネジメント
大塚製薬は、長年の大豆研究や医薬品事業部と連携した日米でのエクオール研究により、エクオールの有用性と安全性を探求し世界の研究をリードしてきた。そして、18年の研究期間を経て、手軽に毎日摂取できるエクオール含有食品「エクエル」を開発した。
「エクエル」の発売にあたり、同社では、専門知識を有する専任スタッフを全国に配置する予定。医師や医療従事者等の専門家の協力を得ながら、心や身体の変化を感じはじめたゆらぎ世代の女性に、ケアの重要性を伝え、女性の健康維持増進や生活の質の向上にむけて、各地でセミナーなどの情報提供を行う。
また、公式ブランドサイトでもゆらぎ期の健康に関する情報を発信している。

大塚製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.otsuka.co.jp/company/release/エクエル公式ブランドサイト
http://equelle.jp/