冷えたカラダを温めてくれる汁もの集合
12月9日(金)、世界文化社より料理研究家・飛田和緒に教わる郷土汁レシピ集「飛田和緒の郷土汁」が発売。日本各地のさまざまな風土の中で育まれてきた102種類の郷土汁を、手に入りやすい材料と短時間で作れるようにアレンジしたレシピで紹介している。
全国の郷土汁
北は北海道、南は沖縄まで、日本各地の郷土汁レシピが記されている「飛田和緒の郷土汁」は、1,400円(税別)での提供。北海道地方の三平汁、東北地方のせんべい汁、関東地方のれんこん団子汁、中部地方ののっぺい汁、近畿地方の七色汁、四国地方のきび団子汁、九州地方のだご汁、沖縄地方のアーサー汁など、見た事も食べた事もない郷土汁に出会える。
変わり種の郷土汁ベスト3
郷土汁の中でも変わり種と呼ばれるのは、「鶏卵汁」「とうもろこしの味噌汁」「いとこ汁」の3種類だ。秋田県の「鶏卵汁」は、鶏の卵のようなあんこ入り団子を、すまし汁に浮かべており、地元では精進料理として作られている。
「とうもろこしの味噌汁」は、山形県庄内地方の夏の定番郷土汁。具材は芯ごと入れたとうもろこしのみとシンプルだが、味噌との相性が良い、コクのある汁ものだ。京都府の「いとこ汁」は、精進料理のため、肉や魚は入れず、あずきのコクとかぼちゃの濃厚な甘味を味わう事ができる。
飛田和緒とは
1964年、東京生まれ。家庭で手軽に作れておいしい家庭料理に定評があり、料理研究家として雑誌や書籍、テレビなどで活躍。夫はレーシングドライバーの木下隆之。「主菜」(主婦と生活社)、「常備菜」(主婦と生活社)、「私の保存食手帖」(扶桑社)など、さまざまな著書を手がけている。
また、著書の中にはお米マイスター・西島豊造との共著「ごはん基本帳」(家の光協会)や、谷村志穂との共著「お買物日記」(集英社文庫)などがある。
(画像はプレスリリースより)

日本全国を網羅した初の郷土汁レシピ集発売
http://prtimes.jp/飛田和緒のごはん一緒に作ろうよ
http://www009.upp.so-net.ne.jp/okazu/index.html