「スマートe-SMBG」のアークレイと「おいしい健康」が協議開始
アークレイ株式会社は19日、株式会社おいしい健康と業務提携等に向けた検討をスタートさせたことを明らかにした。
アークレイは、無料の糖尿病管理アプリ「スマートe-SMBG」の運営元。このアプリは血糖値管理や食事記録、さらには歩数計やバイタル管理など、糖尿病患者にとって便利な機能を盛り込んだもので、血糖値に関与する食事や運動などのデータ、ならびに血糖値の変動を簡単に記録・チェックできるのが特徴だ。
一方のおいしい健康は、同社の名を冠したレシピサイト「おいしい健康」を運営。同サイトではカロリーや塩分、コレステロール等栄養価が表記された7000品以上のレシピを掲載しており、ほかにも糖尿病患者等を対象とした管理栄養士監修によるメニュー紹介、栄養基準を算出しての献立作成機能など各種コンテンツを盛り込んだサイトとなっている。
両社サービスでのデータ連携などを検討
今回、業務提携に向け両社が検討に入った項目の1つが、「スマートe-SMBG」と「おいしい健康」の連携など、両社のシステムをいかした高付加価値なサービスの提供。検査データの取り込みと摂取カロリーの計算などにおいて、両社のシステム間におけるデータの連携を模索していく方針だ。
また両社は食事指導サービスおよびシステムの構築、さらには糖尿病関連領域における新コンテンツの創造・提供も視野にいれているといい、糖尿病患者や糖尿病予備群の人をはじめ、健康的な食生活に役立つ新サービス・コンテンツの創造に期待がかかる。
両社では今後、それぞれのもつ強みを組み合わせた新たなサービスの提供を行うべく、具体的な協議を進めていくとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

アークレイ株式会社 プレスリリース
http://www.arkray.co.jp/press/press/2016_12_19.html