「かくれ糖質」の潜在性
市場調査・マーケティング業務を行っている株式会社総合企画センター大阪は、飲料に対する「糖質」についての意識調査を実施し、飲料に「低糖質」が求められることの背景にある“ダイエット効果”や“生活習慣病予防”への期待を、特に60代の女性が強く意識していることを示す調査結果を発表した。
毎日飲む飲料には、必ずしも甘い系の飲み物ではなくとも、通常は「かくれ糖質」ともいえるようなものが含まれているものである。
糖質は食後の血糖値を上昇させる根本原因となり得るが、最初から吸収されやすい形になっている飲料という形態ではそれが顕著だともいえる。
人工甘味料には抵抗感
今回総合企画センター大阪が調査の対象者として抽出した10,000人の中で、飲料の購入時に糖質を意識していたのは5割弱と高い比率となっており、特に60代女性での意識が顕著であった。
調査の結果として飲料の糖質とカロリーの意識は、「糖質の低さ」が求められる傾向は確かであるものの、「人工甘味料の含有」には抵抗感を持つ人が多いというものであった。
実際に糖質を意識して飲料を購入する消費者は、“体重の減少”の効果を実感している人も少なくなく、今後も飲料の購入時において、糖質への意識度は高い水準を維持していくものとみられる。
(画像はプレスリリースより)

総合企画センター大阪 プレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000144554/