町政施行60周年を記念した食育本
“食育”に力を入れる兵庫県稲美町はこのほど、町制施行60周年を記念した食育PR本『いなみごはん』を発行し、WEB上でも公開している。
『いなみごはん』の編纂には臨時職員として採用された町内の主婦らも関わり、より町民に身近な目線で食育の重要性とそのアイデアを伝えられる知識教養本となっている。
同本ではこれまで稲美町が行ってきた学校や地域における食育の取り組みを示しながら、「60周年記念」にあやかった「60人分の朝ごはん」を紹介するなど、ユニークな構成と実用性がマッチングし見応えのある内容となっている。
コンテスト入賞の選りすぐりレシピも公開
その中から目を引く内容をピックアップすると、ホームベーカリーに「ご飯」を入れて作ったという自家製パンを食べている人や、こだわりの「天日干しコシヒカリ」が欠かせないという人、「彩りよく、バランスよく」が何より大事という志向をもつ人など、地域の中でも様々な健康食が食されていることが分かる。
また記念イベントとして今年7月に行われた「いなみ料理コンテスト」で最優秀賞を受賞した【米粉トマトカレーと切り干し大根福神漬】をはじめ、優秀賞【いなみどっさり野菜たっぷりコロッケ】、同【トマト大福】のレシピも紹介されている。
自校方式で提供している小中学校の給食や基幹産業の農業、地産地消の取り組みなどを町内外にアピールしようと、1万5千部を発行した。
(神戸新聞NEXTより引用)
(画像はプレスリリースより)

稲美町制施行60周年記念食育推進本『いなみごはん』
http://www.town.hyogo-inami.lg.jp/contents_detail.php?frmId=2642