深谷市との調整を経て、2019年春に開業予定
キユーピーは3月29日、埼玉県深谷市に複合型施設の「深谷テラスFarm(仮称)」を開設すると発表した。“野菜の魅力を知ってもらい、もっと野菜を食べてほしいとの思い”を具現化する施設として、約3年後となる2019年春の開業を目指す。
「深谷テラスFarm(仮称)」のアイデアは、キユーピー社内における新規ビジネスの公募制度「Try! Kewpie」から立ち上がったもの。
これに伴い、同社では埼玉県深谷市が推進する「花園IC拠点整備プロジェクト」の運営事業者に応募し、「深谷テラスFarm(仮称)」の設立を提案。今年2月に優先協議の権利を取得し、4月には深谷市と基本協定を結ぶ流れが固まったものだ。
野菜を楽しむ3つのコンテンツを用意
「深谷テラスFarm(仮称)」のコンセプトは、“野菜って楽しい!畑のわくわくと発見を食卓に”。多品目の野菜が生産可能な畑を中心に据えた、「野菜レストラン」「野菜SHOP」「野菜教室」の計3つのコンテンツで構成される。
このうち「野菜レストラン」では、地域の素材が用いられた料理を提供する計画であるほか、「野菜SHOP」では地域野菜や加工品を販売し、野菜を身近なものとするライフスタイルを提案。また「野菜教室」では野菜を畑から収穫し、調理して実際に食べるまでのプロセスを体感できるものとする予定だ。
キユーピーでは「深谷テラスFarm(仮称)」における体験を通じて、野菜を楽しむとともに、心と体の両面から健康になれるライフスタイルを提案したいとしている。
(画像はニュースリリースより)

キユーピー ニュースリリース
http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/