「酒粕(さけかす)を食べると体が温まる」ことが、科学的に実証された
月桂冠総合研究所は、2016年10月20日の日本醸造学会大会で、「酒粕(さけかす)の血流改善及び体を温める効果」について報告し、「酒粕(さけかす)を食べると体が温まる」ことを科学的に実証した。
研究の結果、酒粕(さけかす)を食べて40分後に冷却負荷を与えて調べると、既に体が温まっていることが確認された。さらに、酒粕(さけかす)10グラムを1日3回に分けて食べ続けて、6週間後、8週間後に調べても、体が温まることが確認できた。
「体が温まる」ことは、15度の水に1分間手を浸し(冷却負荷を与え)、その後時間の経過とともに手の表面温度が、どのように上昇していくかを調べた。酒粕(さけかす)を食べた場合と食べなかった場合を比較することで酒粕(さけかす)の効果を確認した。
月桂冠総合研究所について
1909年、大倉酒造研究所として設立、1990年、「月桂冠総合研究所」と名称が変更され、現在では、酒造り全般にわたる基礎研究、バイオテクノロジーによる新規技術の開発、製品開発など幅広い研究に取り組んでいる。
酒粕(さけかす)については20年以上研究を続けており、これまでに「コレステロール低減」、「血中中性脂肪低下」、「アルコール吸収抑制」など、数多くの効用を見いだしてきた。
学会での発表について
学会名平成28年度 日本醸造学会大会
発表日時2016年10月20日 (木)10:45~11:00
会場北とぴあ つつじホール(東京都北区王子1-11-1)
演題「酒粕の血流改善および体を温める効果」
(月桂冠ニュースより引用)
(画像は月桂冠ニュースより)

月桂冠ニュース
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201610_03.html日経プレリリース
http://release.nikkei.co.jp/