100万人を目指す
世界の食料食料問題解決に取り組む、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)は、「世界食料デー」である10月16日から、11月30日までの間、「100万人のいただきます!」キャンペーンを実施する。
今年で6回目を迎えるこのキャンペーンは、ヘルシーメニューの飲食でカロリーオフを通じ、アフリカ・アジアの子どもたちに温かな給食(1食20円)をプレゼントできるものだ。
(画像はプレスリリースより)
一石二鳥の取り組み
期間内で100万人の参加、100万食の給食の寄付を目指す。参加者は、世界の飢えに苦しむ子どもと食事を分かち合うことができ、同時に食事の大切さについて考えることができる。
現在、世界人口約70億人のうち、先進国では過体重人口が10億人、開発途上国では飢餓人口が10億人いるという。TFTは、生活習慣病などの飽食の問題と、飢餓問題の同時解決を目指している。
2014年8月末現在、TFTの活動に7年間で累計2,807万人超が参加、2,807万食超の給食を贈った。
約660の企業や団体が全国で参加
キャンペーンには、全国でネットスーパー、カフェ、百貨店、お菓子専門店など約660企業・団体が参加している。
たとえば、Oisixでは「ハロウィンシール」をつけた「ぼっちゃんかぼちゃ」を販売、売上の3%を学校給食に寄付する。
また、大丸松坂屋は全国9店舗の大丸・松坂屋の計107の店内レストランにて、TFTチャリティメニューを販売する。他に、TFTメニューを参加企業の社員食堂で販売したり、飲食店、自動販売機などでも販売する。
新しい形態のドギーバッグ
また、ドギーバッグ「OSUSOWAKE BAG」の無料配布を、賛同飲食店やイベントで行う。これは外食した際に食べ切れなかった料理を持ち帰るためのバッグで、食料廃棄問題について考える機会を生む。
そして、先進国での健康的な食生活をサポートするため、ヘルシーな食事を提供する外食店を検索できるサービス「ヘルメシなび」を2014年11月初旬に公開の予定だ。

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International
のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000008886.html