米国では40年も前から続く表彰制度
日本人の1人1人が最適な治療結果を得られるよう、治療に不可欠な薬品の開発に注力している日本イーライリリー株式会社は、先日4日に【第12回・リリー インスリン 50年賞】の授与式を行い、男性3名、女性8名合計11名への表彰を行った。
【リリー インスリン 50年賞】は、その名の通りインスリン治療を50年以上継続している糖尿病患者を称えて1974年に米国で始まった表彰だが、2003年からは日本でも開催され、今年までに77名の患者が表彰を受けている。
患者の意志とそれを支える周囲の力 両方が大切
先の授与式では日本糖尿病学会理事・永寿総合病院糖尿病臨床研究センター長の渥美 義仁氏が臨席し、「インスリン治療を50年の間続けてこられた患者さんを心から嬉しく思う」と糖尿病治療に携わる立場からの感慨を述べ、日本糖尿病協会理事・東京女子医科大学糖尿病センターセンター長の内潟 安子氏は「治療を続けてこられた患者方の50年を伺い知ると、医療の力以上に家族の支えが患者に大きな力となっているのを感じる」と受賞者とその家族を称えていた。
授与式では受賞者に本人の名前入りの記念メダルと、世界糖尿病デーを象徴する色である“青”をあしらったバラが贈呈された。
日本イーライリリーは今後とも糖脳病と闘う患者に寄り添いながら治療薬や情報提供を行い、同表彰が患者に勇気と希望を与え、前向きな気持ちを後押しするシンボルであることを願うとしている。
(画像はプレスリリースより)

日本イーライリリー プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000005823.html日本イーライリリー
https://www.lilly.co.jp/Default.aspx