市場動向調査の一環としての製品分析から
仕事・生活・レジャーに関するトレンド情報ポータル「トレンド総研」は、消費者が『ノンアルコールビールテイスト飲料』にどのような価値基準を抱いているか調べる調査を実施した。
(画像はプレスリリースより)
調査は人々の嗜好がはっきり分かるよう、実施に先立ちビール大手4社が展開するブランド【オールフリー】(サントリー)、【ドライゼロ】(アサヒ)、【キリンフリー】(キリン)、【プレミアム アルコールフリー】(サッポロ)の4ブランドの製品特徴を明確化することから始められた。
それによると「カロリー」「糖質」「プリン体」の3つの評価点において最も優れていたのは【オールフリー】であり、他の3製品は『より健康機能性のある飲料』という点で一歩及ばないことが明らかとなった。
やはり“おいしく”喉を癒やせてこそ
『ノンアルコールビールテイスト飲料』の飲用経験者500名を対象に行われたアンケートでは、“製品を選ぶ基準”として最もなシェアを占めていたのは【美味しさ】(75%)であり、【カロリーの低さ】(28%)とは大きな差をつけていたことから、ノンアルビールとはいえ消費者にとっての味の良し悪しが購入を大きく左右することが明らかとなっている。
さらにその【美味しさ】の中でどういった風味が好まれるのかを尋ねてみると、「ビールらしい味わい」(62%)、「スッキリとした味わい」(50%)、「飲みやすさ」(49%)の順で大半を占める上位となっていた。
広く飲用されるようになってきているノンアルコールビールテイスト飲料ですが、その裏側に意外な勘違いというのも少なくないようです。
一度ご自身の選んだ製品の原料やカロリーなどをチェックしてみるのも、良いかもしれません。
(プレスリリースより)

トレンド総研 「ノンアルコールビールテイスト飲料」に関するレポート
http://www.trendsoken.com/report/food/1016/