メタボに悩める人々へ朗報
トマトジュース・野菜ジュースでお馴染みのカゴメ株式会社は、野菜ジュースの食前飲用が人の健康状態に与える影響を調査した研究結果をリリースの形で発表している。
昨今人々を悩ませている生活習慣病の内、最も主要なメタボリックシンドロームは食後血糖値の上昇を最大の病気誘発要因とするが、カゴメが行ったヒト試験では、野菜ジュースを食前に「200ml」飲むことで血糖値上昇が抑えられることが分かったのだ。
始めてみよう「野菜ジュース生活」
高騰の収まらない医療費などの事情から「医療保険制度改革法案」が国会に提出されるなど、メタボ予防をはじめとした国民の健康づくりに国も本腰を上げ始めている。
そこでカゴメは自社の得意とする野菜ジュースがもつメタボ抑制効果に目をつけ、れっきとした実証を行うことにより、効果を出すために必要な飲用量などを突き止めようとした。
結果として「200ml程度」という目安が導かれた訳であるが、城西大学薬学部医薬品安全性学 金本郁男教授の話では、サラダなどを食すことに比べた野菜ジュース摂取のメリットは「手軽さ」にあり、何より大切な「継続性」を考慮した上でも、コップ1杯飲めば済む野菜ジュースは手軽で確実な健康飲料だとされている。
野菜ジュース200mLを飲み、その30分後に白米106gを食べた場合、野菜ジュースを飲まずに白米150gを食べた場合に比べて、食後の血糖値の上昇が低く抑えられました。
また、それ以上野菜ジュースの量を増やして飲んでも効果はほぼ変わりませんでした。
(プレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)

カゴメ プレスリリース
http://www.kagome.co.jp/company/news/n_pdfカゴメ
http://www.kagome.co.jp/