「めじか」という魚と高知の食文化
高知を代表する食材といえば「カツオ」であり、「カツオのタタキ」などは伝統的な郷土料理として県民にも親しまれているが、そんな高知でカツオにも負けないほどの注目グルメが今旬を迎えているという。
それは「ソウダガツオ」こと「めじか」で、めじかの生まれて1年未満の幼魚のことを「新子」というが、その「めじかの新子」の刺身が高知では大人気のグルメなのだ。
「めじかの新子」は獲れた後半日以内しか食用に耐えず、通常は県外はもちろん高知の市街にも出回らない“幻のグルメ”なのだという。
そもそも「めじかの新子」は8月~9月下旬の短い期間しか水揚げされないため、わずか一瞬が旬の「めじかの新子」をもとめ、全国でも唯一といえる「めじかの新子」を刺身で食べる食文化をもつ高知県須崎市と中土佐町で行われる『新子まつり』には、毎年多くの人が訪れるという。
毎年の「新子まつり」には多くの人出
「めじかの新子」の特徴は何といってもそのモチモチとした食感にあり、まるで餅のような歯応えと口の中で広がる濃い旨味が“めじか新子ファン”を形成して離さないようだ。
「めじかの新子」の刺身にはみかんの一種である「ぶしゅかん」の果汁をたっぷりとかけ、その爽やかな香りと醤油の風味を活かして食べるのが王道のようだ。
水揚げされる魚貝類の種類が全国トップクラスの須崎市。毎年8月下旬~9月上旬には「新子まつり」が行われます。18回目を迎える今年は、8月29日(土)・30日(日)の2日間開催。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

高知県庁 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000010962.html