116回目の誕生日
長寿世界一および男性史上最高齢の記録を持つ木村次郎右衛門さんが19日、116回目の誕生日をむかえた。
木村さんは1897年生まれ。郵便局員として45年間勤務し、定年後は90歳まで農業に勤しんだ。現在は京都府京丹後の自宅で介護を受けながら暮らしている。
19日には、京丹後市の中山泰市長が自宅を訪れたほか、安部晋三首相からも祝いの言葉が届いた。
京丹後市には、木村さんをはじめとする100歳以上の高齢者が100人ほど暮らしている。同市は、近々研究チームを発足し、長生きの秘訣解明にあたることを明らかにした。
秘訣は「前向き」
木村さんの生活は、いたって健康的だ。タバコは吸わず、食事も腹八分目を心がける。アルコールは少々口にするが、飲みすぎることはない。
木村さんの長寿の秘訣は、「前向き」。モットーは「食細くして、命永かれ」だという。
ハフィントンポストによると、木村さんの暮らす京丹後市は、長寿研究プロジェクトを立ち上げる予定だ。主に高齢者の食生活を調査し、健康と食の関連性を調べる。
また、塩の摂取量や食事量、地元の食材を食べているかなども調査し、長生きの秘訣解明にのりだす。

京丹後氏 公式サイト
https://www.city.kyotango.lg.jp/長寿の町 長生きの秘訣を調査 ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.fr/2013/04/19/ville-centenaires