リアルでの交流も
体重計や社員食堂のヘルシーメニューでおなじみのタニタが会員制健康サービス「タニタ健康くらぶ」を5月11日からスタートさせる。
ローソングループの子会社で、同グループのエンタテイメント部門を担うローソンHMVエンタテイメントと協業でサービスを行い、年会費は5,000円、入会金は無料で、申し込みは4月11日から。
「タニタ健康くらぶ」ではウェブとリアルの両面で、健康づくりを応援する。
具体的には、「食べる」「動く」「集まる」という3本柱のコンテンツを用意し、「食べる」ではウェブを使ってタニタの社員食堂の栄養士、荻野菜々子氏による調理動画を配信、タニタの社員食堂レシピの紹介や、専門スタッフが回答する健康に関するQ&A、食事記録を提出すると診断してもらえるサービスも用意する。
「動く」では、トレーニングスタジオ「フィッツミー」によるエクササイズを動画で配信し、作業中でもできる「~ながらエクササイズ」や、筋力アップや減量など目的別の「シェイプアップエクササイズ」などが見放題。
「集まる」では、健康セミナーやタニタ食堂体験会、ヘルスツーリズム、スポーツツーリズムなどのイベントを定期的に開催し、リアルの場でも健康志向の高まりをバックアップする。
会員同士が実際に交流できるヘルスケアサービスは、これが日本初。
ネットに慣れない中高年にも配慮
このほかウェブを利用しない会員にも配慮し、配信情報や健康情報をまとめた会報誌を年4回発行する。
今後は夏に会報誌の第1号を発行、秋に会員向けのタニタ生活ツアーを予定しており、0月以降、週1回のラジオ番組も放送する予定。
全国1万店の店舗ネットワークを持つローソングループと提携することで、ローソンなどの店頭に設置している専用端末Loppiを使うことができ、パソコンやウェブサービスとの接点が少ない中高年層のユーザーにも配慮する。
入会は、全国のローソンやミニストップの店頭に設置されているLoppi(ロッピー)や、ウェブサイト「ローチケ.com」などで受け付けており、入会特典として、「丸の内タニタ食堂」の特製茶碗がもれなく貰える。
両社は10万会員の獲得を目指すとして、取り組みを進めている。

タニタ│プレスリリース
http://www.tanita.co.jp