心疾患啓発活動のプロジェクト
公益財団法人日本心臓財団とエドワーズライフサイエンス株式会社(以下エドワーズ)は、“心臓にやさしい”をテーマに秋田県のご当地食材を活用した「ハートレシピ」を発表した。
同財団は循環器病を克服する研究助成と予防啓発に取り組み、エドワーズは心臓弁膜症や血行動態モニタリングを主とした医療機器を扱う。
両者は、心疾患が日本人の死因第2位を占めている現状を喫緊の課題ととらえ、「食」を通して心臓の健康を見直す啓発活動「ハートレシピプロジェクト」を2015年に開始した。
これは都道府県とのコラボレーションによるハートレシピを開発するというもので、第1回は高知県、第2回は和歌山県と協同した。
秋田の家庭料理にこだわった24レシピ
2017年の第3回では、心臓にやさしいポイントの「1日あたりの食塩相当量6グラム未満、野菜の量350グラム以上」に加え、季節の食材や旨味のある食材を用いた健康的で作りやすい家庭料理のレシピを提案している。
レシピ作成のため、秋田県の家庭料理を実際に調査し、同県ならではの食材をふんだんに盛り込んだ合計24レシピ、朝食から夕食までの3食分を四季に応じて2セットずつ用意した。
第1回からの全レシピは同財団のHPで閲覧できる。高知県や和歌山県とのレシピは県内の減塩イベントや地元スーパーで配布されるなど普及の輪を広げている。
(画像はプレスリリースより)

エドワーズライフサイエンス株式会社 プレスリリース
http://www.edwards.com/ハートレシピ(公益財団法人日本心臓財団のHP)
http://www.jhf.or.jp/heart_recipe/