2型糖尿病患者は低糖質・低カロリーのメニューを意識的に選択しているという事実
株式会社おいしい健康は、共著論文「Individuals with type2 diabetes mellitus tend to select low-carbohydrate, low calorie food menu at home from the Diet application.(2型糖尿病をもつ人々が食事管理アプリを用いて自宅で料理を作る場合、低糖質・低カロリーの食事メニューを選択する傾向にある)」を発表し、科学雑誌 Nutrients にて2022年10月14日付けで掲載されたと発表した。
同論文は、京都府立医科大学 大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学 福井道明教授・濱口真英講師・富永洋之先生らと共同でおこなわれている研究の成果であり、同社代表の野尻哲也氏および研究開発グループリーダーの濱田一喜氏が共著者として参画している。
同研究は、同社の提供する献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』にて収集したリアルライフデータを活用したもの。2型糖尿病を患っているユーザーが実際に選択した食行動について分析した研究は、これが世界初。
同論文によれば、『おいしい健康』を利用するユーザーのうち、2型糖尿病を患っているユーザーは病気を患っていないユーザーと比較して、“低炭水化物”や“低カロリー”の食品を選択する頻度が高く、また、摂取する平均カロリー値や平均炭水化物比率も低い傾向にあることが分かったという。
(画像はおいしい健康 公式サイトより)

株式会社おいしい健康 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000043855.html科学雑誌 Nutrients掲載論文(2022年10月14日掲載)
https://www.mdpi.com/2072-6643/14/20/4290#