健康管理の意識・実態調査
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社は、日本国内のモニターを対象にした「健康管理に関する意識・実態調査」を実施しました。
調査対象は20代~60代の男女で、各年代男女100名ずつにアンケートを取り、計1,000名から回答を得ました。
近年、生活習慣病の予防や運動、食事改善など、健康に関する意識の高まりを受けて、どのようなサービスや商品に注目が集まり、どんな内容の予防をしているのかを目的としたアンケートです。
過去一年間の身体の不調
●男女合計
「肩や首筋がこる」(37.7%)
「疲れやすい」(30.8%)
●男性のみ
「髪の毛が抜けやすい」(36.4%)
「頭痛が起きる」(32.8%)
●女性のみ
「肌が乾燥する」(70.4%)
「肩や首筋がこる」(48.6%)
「疲れやすい」(36%)
男女合計で上位を占めた「肩や首筋がこる」と「疲れやすい」症状は圧倒的に女性が多い結果になりました。
健康のために行っていること
●普段の生活の中で気を付けること
「規則正しい食生活を心がける」(31.3%)が最も多い一方で、「特に何もしていない」(29.8%)の意見が次いで多い結果となりました。
●食生活で気を付けること
「規則正しい食生活」(31.3%)
「栄養のバランスを考えた食生活」(28.2%)
「糖分・塩分の取り過ぎに注意する」(28.1%)
●食事の内容と運動について
「特に何もしていない」(35.0%)
「野菜や果物の摂取」(34.2%)
「サプリメントを摂る」(24.4%)
「ジョギングなど、運動を行う」(20.8%)
という順番になり、日常の中で無理なく取り組める対策が上位を占めているが、ここでも特に何もしていないがランクインしました。
男女別では、男性はジョギングなどの運動から始め、女性はサプリメントや野菜果物を摂取するなど食事から始める違いが見られました。
健康のために費やす時間と金額
●健康のために費やす時間
「30分以内」(24.0%)
「全く時間は使わない」(24.0%)
30分以内と全く時間を使わないが同じ数の票を集めました。
●健康のために費やす金額(月々)
「全くお金を掛けていない」(24.3%)
「1,000~2,000円」(10.8%)
「5,000~10,000円」(10.8%)
お金のかからないジョギングや、安価に手に入る野菜や果物を活用し、出費を抑えながら健康を心がけている人が多いようです。
健康意識調査まとめ
身体に何らかの不調を抱える人が男女ともに多いが、女性は特に多いと判りました。
健康に関する質問では食に関する回答が多く寄せられ、「健
康管理をするために食生活を管理する」と考える人が多いという傾向が読み取れます。
精神的にも肉体的にも、そして金銭的にも負担をかけずに、手軽な健康管理をしたい意識が垣間見えたリサーチ結果になりました。

GMOリサーチ:調査結果の詳細、続きはこちらから
http://www.gmo.jp/news/article/?id=4184