くるみの研究結果!
本部をカリフォルニア州フォルサムに置く、「カリフォルニアくるみ協会」は2013年6月21日、アメリカ栄養学会雑誌の『ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・カレッジ・オブ・ニュートリション』に、新たな研究で"くるみが心臓病を防ぐ助けとなる可能性を示す"という期待のもてる結果が掲載されたことを発表しました。
研究の内容
掲載された内容によると、エール・グリフィン予防研究所の研究者らが、1日約56gのくるみを8週間食べた場合、過体重で心臓病や2型糖尿病にかかるリスクがある成人の血管機能が著しく改善されたと判明しました。
くるみに含まれるのは植物性オメガ3脂肪酸のアルファリノレン酸(ALA)。エール・グリフィン予防研究所の所長、デイヴィッド・L・カッツ博士によると、
「これまでの私たちの研究で、糖尿病にかかっている人やかかるリスクにある人の食事にくるみを加えると明らかに効果があることが判明しています。その理由の一部は、くるみにはオメガ3脂肪酸など、健康を促進するさまざまな栄養素が詰まっていることにあります」
PRtimesプレスリリースより抜粋
とのこと。
今回行われた試験は自由生活方式で。被験者の食事にくるみを加えたところ、体重の増加は見られませんでした。カッツ博士によると、くるみの摂取量が増えたことで満腹感が持続しやすくなり、それ以外の栄養価の低い食品の摂取量が減ったためだそうです。
結果として、”食事に加えたもの”と”食べるのをやめたもの”、この両方から利益が得られた結果だということです。

カリフォルニアくるみ協会(日本語サイト)
http://www.californiakurumi.jp