日本人女性 2年ぶりに世界一
2012年の日本人女性の平均寿命が、再び世界一となったことがわかった。
今月25日に厚生労働省が発表したところによると、日本では女性の平均寿命が86.41歳、男性が79.94歳であった。
厚生労働省が調査した50か国・地域の中で、女性は日本が1位となり、男性は昨年の8位から5位に躍進した。
なお、女性が平均寿命で世界一となるは2年ぶり。また、男性は過去最高を記録した。
医療の進歩と自殺者減少が一因か
平均寿命は、その年に出生した子どもが何年生きられるかを示す数値だ。2012年のランキングでは、女性は1位日本、2位香港、3位スペインとなった。男性は1位アイスランド、2位香港、3位スイスと発表されている。
日本人は2012年、男女ともに3年ぶりに前年の平均寿命を上回った。大きな震災がなかったことと、自殺者が15年ぶりに3万人を下回り、減少したことが一因と見られている。
また医療技術の進歩により、病気による死亡率が改善されたことも理由のひとつだ。
厚生労働省によると、がん、心臓病、脳卒中の三大死因が完治できるようになった場合、女性の平均寿命は6.17歳、男性は7.37歳延びるという。

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/長生きしたければ日本人になるのが得策 LE VIF
http://www.levif.be/info/actualite/sante/