体重6115グラム 身長57,5センチ
ドイツのライプチヒ大学病院で7月26日、巨大な赤ちゃんが誕生したことがわかった。
ヤスレーンと名づけられた女児の体重は6115グラム。身長は57,5センチだった。自然分べんで生まれ、母子とも経過は順調であるという。
なお、ヤスレーンは、ドイツにおいて自然分べんで生まれた最も大きな赤ちゃんだという。
陣痛が始まってから判明
なぜこのような巨大児が誕生したのか。
ライプチヒ病院によると、母親が妊娠糖尿病であることが確認された。
しかし、妊娠糖尿病と診断されたのは陣痛が始まってから。それ以前に必要な検査を行っていたにも関わらず、担当医は母親が妊娠糖尿病であることに気づかなかったという。
同病院は、検査の時点で妊娠糖尿病が判明していれば、帝王切開を行った可能性が高かったと説明している。
妊娠糖尿病
妊娠糖尿病とは、妊娠により初めて血糖値が基準値をこえることをいう。妊娠糖尿病になると、巨大児、早産、羊水過多症などになる場合があるため、注意が必要だ。
血糖値の検査を行うことで発見することができ、治療には食事療法などが行われる。
巨大児として生まれたヤスレーンは、今後糖尿病になる可能性が非常に高いという。

ライプチヒ病院
http://www.rhoen-klinikum-ag.com/rka/cms/6キロの新生児 妊娠糖尿病が原因
http://www.santemagazine.fr/actualite-un-bebe