マクドナルドと肥満
マクドナルドが密集している地域ほど、店舗の周辺に住む住民の肥満率が高くなることがわかった。
フランスのアヴィセンヌ・ドゥ・ボビニー病院の研究チームが、ジャーナル・オブ・インターナル・メディシンにて発表した。
研究チームは、世界で最も人口密度の多い45か国の肥満率と、マクドナルドの店舗数を比較した。なお、肥満率は、世界保健機構のデータを使用した。
調査の結果、エチオピアやイランなどマクドナルドが少ない地域に比べ、同ファストフードチェーンの店舗が密集している地域の肥満率が20から25%高くなることがわかった。
直接的な関係性は不明
研究に参加したフレデリック・ラポストル教授は、
マクドナルドが肥満の唯一の原因というわけではない(france infoより)
と、説明している。同時に、
マクドナルドは、人々の食生活を変えることに長けている。西洋の食文化を取り入れ始めた国があると、すぐにマクドナルドが現れる(france infoより)
と、述べた。
なお、今回の研究は、マクドナルドと肥満との直接的な関係性については言及していない。

世界のマクドナルド密集度と肥満率の関係性 調査結果
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111マクドナルド
http://www.mcdonalds.co.jp/パリ総合病院 アヴィセンヌ・ドゥ・ボビニー病院
http://www.aphp.fr/hopital/avicenne/マクドナルドが多ければ多いほど肥満に france info
http://www.franceinfo.fr/sciences-sante/