レモン大活躍!
レモンを搾ったときに出るかすに含まれる、血糖値の上昇を抑える成分「LP-2」。これを製造する技術を確立したと、広島県立総合技術研究所食品工業技術センターが発表しました。
広島県は今年8月に製造技術で特許を取得し、特定保健用食品と県の特産品を組み合わせ、新たな取り組みが期待されます。
(画像はイメージです)
広島はレモン生産日本一!
広島県内では、約200ヘクタールでレモンが栽培され、生産量は日本一を誇ります。レモンの生産だけではなく、保存方法や果実の機能性などの技術開発に力を入れています。
同センターでは、レモンの搾りかすを家畜の餌にする際に出る水分・レモンピール水に着目し研究を始めました。「LP―2」は、レモンピール水を一定期間貯蔵すると、酵素の働きにより生成されます。製造技術を確立し、「LP―2」の効果についての研究を続けています。
今後の発展</gray>今回分かった「LP-2」が血糖値を下げる成果を基にして、新しいトクホ商品の誕生に繋がると期待されています。

食品工業技術センター
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/26/