1日の中で1番大切な食事「朝食」
朝食を食べることの大切さは、どこでもよく聞かれます。また、朝食を食べないと太るとも言われていますが、アメリカ・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリシャンに掲載された研究では、これに疑問の声をなげかけています。
(画像はイメージです)
アラバマ大学、バーミングハム校の研究結果
アラバマ大学のドランドハー博士を含む研究員は、肥満または太りぎみの大人(年齢20-65歳)309人に対して、16週間にわたり朝食と体重の減少についての関係を調べました。
309人は、朝食を食べても食べなくてもいいグループ、朝食を10時までに食べるグループ、11時までは水意外、飲んだり食べたりしないグループの3つに分けられ、16週間にわたって、それぞれ体重の変化が調査されました。
結果、朝食を食べたか食べなかったかに関係なく、どのグループも体重の減少量に変わりがありませんでした。
朝食は、食べなくてもいいということ?
ドランドハー博士は、今回の研究では、朝食が減量には関係ないような結果がでていますが、結論づけてしまうには、まだ詳細な研究が必要だとしています。また、この結果が朝食を食べなくても良いということではないと述べています。
同じくアラバマ大学のアリソン博士は、この研究結果は何においてもアドバイスされたからと単純に信じてしまうのではなく、かならずそれを証明するものが必要だということを改めて考えさせられるものだと述べています。

ニューズワイズ
http://www.newswise.com/articlesアラバマ大学バーミングハム校
http://www.uab.edu/news/innovationCNN
http://thechart.blogs.cnn.com