脂肪分が調整されていないヨーグルトと低脂肪ヨーグルト
低脂肪の乳製品は肥満予防によいと考えがちですが、ブルガリアで開催された肥満に関する欧州会議では、脂肪分を調整していない(全脂肪)ヨーグルトが、低脂肪のものより肥満のリスクを下げることができるという研究結果が発表されました。
(画像はイメージです)
1番効果的なヨーグルトの食べ方はどんなもの?
ナバラ大学(スペイン)のマルティネス-ゴンザレス教授は、地中海式ダイエットと全脂肪ヨーグルトの組み合わせが、肥満のリスクを1番下げてくれると述べています。
地中海式ダイエット(魚、フルーツ、野菜と全粒穀物を摂取するダイエット)とヨーグルトの摂取を組み合わせた場合、肥満のリスクが25パーセント下がり、とくに全脂肪ヨーグルトを組み合わせた場合は、36パーセント下がりました。
125グラムの低脂肪ヨーグルトを毎日摂取した場合、肥満のリスクは12パーセント下がり、それに対して全脂肪ヨーグルト摂取は19パーセントでした。全脂肪ヨーグルトとフルーツを多く摂取した場合では、肥満のリスクは22パーセント下がりました。
低脂肪より全脂肪が効果的な理由は?
低脂肪のヨーグルトは、全脂肪ヨーグルトにくらべて糖分の量が多くなっています。全脂肪と低脂肪ヨーグルトで肥満のリスクに違いがでる理由は、はっきりと解明されていませんが、糖分の量が影響しているのではないかと専門家は考えています。

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