断食は体に良いのか、悪いのか?
減量と健康維持のためには、バランスのとれた食事をすること、少なめの食事を6回食べることが、断食するよりも安全で効果的だとされています。
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糖尿病、糖尿病予備軍に、「断食」は効果あり
ユタ州にあるインターマウンテン・メディカルセンターのベンジャミン・ホーン氏は、1日10―12時間の断食を6週間行った結果、悪玉コレステロールの値が12パーセント下がり、減量効果もあったと述べています。
今回の研究で断食をする対象になったのは、肥満で中性脂肪値が高く、善玉コレステロールの値が低い糖尿病予備軍とされる人たちです。
逆に、健康な人が24時間断食を、1度だけ行った場合には、コレステロールの値が上昇する結果がでています。
一定期間の断食を定期的に行うことで、糖尿病やメタボリック障害のリスクを減らすことができるだろうと、ホーン氏は述べています。
はっきりとした期間や時期については疑問が残る断食
「断食」をする期間や時期が、効果を上げるのに1番大切なことですが、きちんとしたガイドラインをだすには、まだ時間がかかるということです。
断食をする際には、かかりつけ医や専門医に相談すること、また極端な断食は健康に良いどころか、逆に害になりかねないと注意を促しています。また、断食は糖尿病予防につながるという結果がでていますが、すぐに効果がでる特効薬ではないということを付け加えています。

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