グルタミン酸ナトリウム(MSG)と聞いてもピンときませんか?
グルタミン酸ナトリウムとは、食品添加物の1つで、調味料としても使われています。主な使われ方としては、うまみ調味料としてで、健康に対する安全性には問題がないとされています。
(画像はイメージです)
日本では、加工された食品の食品表示ラベルには、「アミノ酸等」として記載されていることが多くあり、アメリカでは一般に、MSGと表示されています。
MSGの摂取が、メタボと肥満を促す?
ジャーナル・オブ・メディシナル・フード誌に掲載された、富山大学藤本誠氏が率いるチームの研究結果によると、MSGの摂取が肥満をおこす1つの因子となっていますが、これを食事制限によって止めることはできないと言っています。しかし食事制限によって肝疾患に関する病気の進行を遅らせることができると述べています
研究は、ねずみをMSGの摂取量によって、3つのグループに分け、体重の変化と食事の量を12ヶ月間記録したものがもとになっています。
疑問がわいてきたMSGの安全性
ジャーナル・オブ・メディシナル・フード誌の社説にて、フロリダ中央大学のパルタサラティ博士は、MSG は安全な食品添加物とされていますが、摂取量や他の薬剤との相互関係、慢性炎症性疾患や神経疾患との影響についてははっきり解明できてないと述べています。

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