ベジタリアンは長生きできる?
ロマ・リンダ大学(カリフォルニア)の研究員らは、ベジタリアンの寿命と温室効果ガス排出量の関係についてセブンスデー・アドベンチストのデータをもとに研究を行いました。
約73000人以上のデータをそれぞれの食生活に基づいて、ベジタリアン、セミベジタリアンそしてベジタリアンではないグループに分け、個々の食品消費量と健康状態を分析した前例のない研究でした。
(画像はイメージです)
死亡率が低く、健康に良いベジタリアン!
ベジタリアンではない人の死亡率は、ベジタリアンとセミベジタリアンの人に比べて20パーセント高いという結果がでています。
また、肉の生産には、温室効果ガスの排出が避けられないため、温室効果ガス排出量も多くなっています。
ナショナル・ライブラリー・オブ・メディスン誌によれば、ベジタリアンであっても、様々な種類の野菜や果物を食べることによって、1日に必要な栄養素をまかなうことができること、体重増加やコレステロール値やガンのリスクも下がることが掲載されています。
ほかにも、更年期障害の症状を和らげたり、骨を強くしたり、エネルギーレベルがあがるともいわれています。また、他の研究では、ベジタリアンダイエットは、血糖値も下げると述べられています。
健康のため、地球のためにできること
ベジタリアンではない人が、ベジタリアンへと変わることによって、長生きすることもでき、その上に、温室効果ガスの排出量も減らすことができるのは、まさに一石二鳥です。

ネイチャー・ワールド・ニュース
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